本日公開

今日はかいぶつくんもあらし特番も見ずのだめみました。映画館で2回も見たのにそういや感想書いてなかったなーと思い出していたら、1回目見に行った後感想書くつもりだったのが、志村やら自分ちの犬やらのごたごたがあってそのまま正月に突入したことを思い出してしまったよ…。ああ。

さらーっとしか見てないけどテレビ版ということでかなり削られててざんねん。省エネスーツのエピソード好きなのに。そしてたしかその時着てたテオの変なTシャツ好きなのに。オープニングのベト7学友協会シーンもばっさりカット。おおう。ミルヒーの出演シーンがやたら多いけど必要だったのか?私は原作もドラマも映画も全部見てるからそれでも面白かったですけど、初見の方にとっては後編見ようと思えたのかしら。ちょっと疑問。

映画館で観て一番泣いてしまったシーンがオーボエの娘が「パパだって頑張ってるもん。」というシーン。バックで流れていた曲がとてもよくて気になっていたら、ネットの力で曲名が分かりました。

エルガー作曲エニグマ変奏曲より二ムロッド
これはシカゴフィルの演奏のようですね。めちゃめちゃいい曲だなぁ。エルガーなんて威風堂々と愛の挨拶くらいしか知らんかった。CD探してこよう。クラシックってなんでこんなに涙腺刺激されるんだろう。もちろん普通に邦楽とかで感動して泣いたりすることもたくさんあるけど、クラシックのが鳥肌立ったり感動して泣いてしまうこと多いです。

そして前編のキーとなるチャイコフスキー作曲 大序曲「1812年

この曲は高校生の時、後輩に「めちゃくちゃ派手な曲。とにかくくどい。たぶん●●ちゃん好きだと思う。」と薦められ、聴いてみたらハマった。映画で大砲が出てきて「おいおいいくらなんでもそりゃないだろ。」と思った方もいると思うんですけど、あの曲ほんとに大砲使うんです。まあ空砲ですけど。wikiなんかでこの曲の背景なんか読むと納得します。クラッシックも歴史と密接に関係してるんだなーと思ったり。映画版は合唱入ってなかったけど、私の持ってるCDは合唱も入ってて更に派手。くどい。映画ではチャイムが使われてたけどCDでは本物の鐘が使われてて余韻がくどいったらないwこのつべの映像はプロムスっぽいですね。花火まで使っちゃってめちゃめちゃ派手wここまでやりすぎるのも面白い。プロムスも一回行ってみたいってずっと思ってるんですがなかなか実現できません。千秋先輩指揮うまくなったなー。

あとエンディングに使われてたマーラー交響曲第5番より第4楽章

のだめの雨のシーンで印象的に使われていました。これも中学生の頃にドラマから影響を受けて、以来大好きな曲です。4楽章が有名だけど5楽章が一番好き。かっこいい。たしか今年はマーラー没後100周年だそうでいろんなとこで演奏されたりするのかしら。久々にクラシックのコンサートにも行きたくなってきた。

のだめがきっかけでクラシック音楽が気になった方はたくさんいらっしゃると思うんですけど、是非是非毛嫌いせずに色々聴いてほしいです。全然堅苦しくないですから。単純にかっこいいし、普段気づかず耳にしてる曲いっぱいあると思うのです。なんて言っちゃって私も全然詳しくないしちょっとかじった程度ですが。特に若い人たちは聴く人が少ないのでさみしい。

さてさてまだ後編見れていませんがのだめちゃんはどうなっていくのでしょうか。樹里ちゃんの演技力がすごすぎて、あのままだとほんとに落ちて行ってしまいそう。予告だけでもミルヒーとの共演シーンがかなり鬼気迫るものがあったので、映画館で観るの楽しみです。なんだか長くなってしまった。私もいつかまた楽器やりたいな。